緑茶豚

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大量の緑茶(がら)が、この旨味をはぐくむ自然豊かな緑茶豚の豚舎

大量の緑茶(がら)が、この旨味をはぐくむ

千葉九十九里と、広大な田園地帯を臨むのどかな場所で大切に育てられた緑茶豚。世の中に数多ある銘柄豚の中から、トータルバランスでクック&ダインが選び抜いた豚肉です。三元豚とは、3種の品種系統を掛け合わせた豚とのことをいい、いろいろな系統がありますがこの緑茶豚は「ランドレース」「大ヨークシャー」「デュロック」を組み合わせた三元豚(LWD)です。この三元豚は発育・保育・産子数の良さ、脂肪と赤みのバランスの良さ、肉質の良さが特徴です。

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厳しい安全基準と緑茶のコラボレーションヨーロッパの厳しい安全基準の中で生まれたリキットフィーディングと緑茶(ガラ)で育成

リキッドフィードは豚にやさしく、健康状態の良い豚が育ちます。リキッドフィーディング(液状飼料)は製造工程で乾燥するため、貴重な化石資源を使用することがなく、給飼の際に粉塵による健康被害を起こす心配がありません。徹底した管理のもと乳酸発酵されたリキットフィードは豚の胃腸にも作用して、活き活きとした豚が育ちます。緑茶豚は厳しい規定に基づき出荷までに60〜70kgの緑茶(ガラ)を食べて育った豚だけに与えられる特別な称号です。
食品再利用飼料といっても、いわゆる残飯などは一切与えません。人間同様繊細な豚は病気になりやすいからです。内容は、食品工場から出る余剰生産品や型くずれ等のB品、また在庫として賞味期限が近づいて販売できないパンや麺類、米粉、ヨーグルト、乳製品などが中心。これら人間が口にする食品を、独特のレシピ設計で栄養バランスを考えて液状飼料化して製造、これを乳酸発酵させて与えています。安全性も申し分ありません。

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「エコフィード」ってどういう仕組み?

「エコフィード」ってどういう仕組み?

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まずは塩だけで焼いてみてください

■ 業界のプロが認める上質な食味とバランスの良い脂。

上質の豚に対して「脂身が甘い」といいますが、この緑茶豚はその中でも頭抜けています。脂身も締まっていてしっかりした歯触り。そしてなにより身質がしっかりとした赤身、肩ロースは色が濃厚でジビエのような雰囲気すらあります。その脂の上等な甘みと、ワイルド感のある赤身のバランスは緑茶豚独特のモノ。

まだ新しい豚ですが、レストランやホテル等の業界では評判が広がりつつあります。知名度だけの銘柄に振り回されない、一流シェフがその舌で選んだのが、この緑茶豚です。シンプルに「美味しい」と云える豚ですから、まずは塩でお召し上がりください。